公益事業内容

~ こどもたちが元気に希望をもって社会で「自立」するために ~

  1. 自立支援宿舎貸与事業(生活の拠点を確保します)
  2. 奨学金給付事業(返済の必要はありません)
  3. こどもの居場所への助成事業(子ども食堂など運営費を助成)

*注1)当法人による一定の審査があります

*注2)募集時期は、当法人のホームページで案内します

1. 自立支援宿舎貸与事業(生活の拠点を確保します)

 岩手県(シェアハウス)や東京都内(マンション・アパートの個室)に当法人名義で借上げ、対象となるこどもに利用していただいています。利用中は自治体や関係団体及び児童養護施設と連携して定期的にコミュニケーションを取りながら支援しています。

*所定の様式で申請していただきます

<運営イメージ>

<参考>    

・利用期間 : 就職/入社から2年間、就学/入学から卒業まで

・月額利用料:20,000円~25,000円(生活家電・ベッド等付き)

・定期的に生活状況を確認いたします

写真イメージ左:シンプルな室内(ベッド付き)

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2. 奨学金給付事業(返済の必要はありません)

受験にかかる受験料や交通費及び入学金等、奨学金として支給される使用用途以外に様々な費用負担があります。その費用を貸付ではなく給付いたします。

他の奨学金制度(貸付など)を利用されていても併願できます。

*申請時は所得確認(公的証書提出)及び成績表等を定期的に提出していただきます

<運営イメージ>

<参考>    

・使途内容 : 受験料(一時金として支給可)・入学金・通学費・参考書など

・給付額  : 月50,000円~70,000円

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3. こどもの居場所への助成事業(子ども食堂など運営費を助成)

生活に困窮する子どもや若者(40歳未満を想定)が気軽に立ち寄れる居場所を開設・運営する施設や団体の運営費を助成いたします。

*実施状況がわかるもの及び収支内訳書及び事業計画等を提出していただきます

<運営イメージ>

<参考>    

・運営内容 : ①こども食堂:無料または低額で提供

        ②過ごし場:遊びや会話などを行い自由に過ごせる場所を提供

        ③学習・体験支援:学習サポートや体験イベントを実施

・助成額  : 年上限 1,000,000円

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社会的養護を必要とするこどもたちへの支援

 社会的養護とは、こどもの権利擁護を図るための仕組みで、「こどもの最善の利益のために」を基本理念として、親の恩恵を受けられないこどもを、社会全体で保護・養育するとともに、困難を抱えるこどもへの支援を行うものです。

社会的養護を行う福祉施設は、児童養護施設のほかに、1歳未満の乳児を対象とする「乳児院」、教育過程を終えたこどもで児童養護施設等の退所者を対象とする「自立援助ホーム」などがあります。

児童福祉法では、児童養護施設の入所対象となる「児童」を18歳未満と規定しており、退所後は20歳になるまで入所延長が可能としています。しかし、実際には、高校卒業と同時に施設を退所することが大半です。施設の退所は「自立」を意味しますが、その前途は多難です。まず、居住する場所が必要です。その手続きさえも一人ではできない事が多く、携帯電話を契約する時も同様です。親や家族のサポート無しでは「自立」は困難です。住み込みで就職したとしても、仕事を失えば住居を失い行き詰まってしまいます。大学や専門学校等に進学しても、学費や生活費を工面するため遅くまで働きながら学びます。学費の負担軽減のための社会制度はあるものの、その恩恵を得られるこどもは一部です。児童養護施設退所者等、経済的に困難な状況にあるこどもが、社会への第一歩を希望をもって元気よく踏み出せるように、私達は支援を続けます。

 私達の活動は、企業・個人の方々の寄付金で運営しております。

 皆様のご理解と温かいご支援(ご寄付)をよろしくお願いいたします。

これまで支援してきた児童養護施設で開催されるクリスマス会・卒園式・ウォーキングイベントなどに参加して、子供達と触れ合い、遊び、対話し、変化する状況や子供達が直面する困難を見てまいりました。
寄付金だけではなく心を届ける事で子供達は平等である事を感じる事が出来ます。子供達が自立を果たすまで皆様の幸せを少しずつ分けていただき、子供達に届けたいと願っています。

寄付募集

公益財団法人こどものための柴基金では、個人の皆様、法人の皆様から寄付金・協賛金を募集しております。
お申し込みをご希望の方は、住所・氏名・電話番号など必要事項とご希望金額・お支払方法を入力し送信ください。後日、担当者よりご連絡いたします。
皆様のあたたかいご支援を心よりお待ちしております。